最近、不正アクセスによる情報漏えいの公表や、広く使われている製品・サービスの脆弱性の公表が続いています。
会員の皆さまからも、次のようなご相談をいただいています。
- 自社が今まさに不正アクセスの標的になっていないか
- 業務を委託している先やクラウドサービスが不正アクセスを受け、自社の情報が漏えいしないか
こうした状況を受けて、自社の対策状況を確認できる「緊急点検セルフ診断シート」を作成しました📝
あわせて、委託先で漏えいが起きた場合の対応など、関連するQ&Aもご紹介します。
1. 緊急点検セルフ診断シート
(シートは本記事下部の添付ファイルからダウンロードできます。)
「守るもの」「入口」「守りの機器」「委託先」「弱点の管理」「体制・意識」「気づく・備える」の7区分・20問で、自社の対策状況を確認できます。
社外からの接続経路やVPN機器の更新状況、管理者アカウントの多要素認証、委託先との契約内容や事故時の連絡体制など、不正アクセスへの備えと委託先管理の両方を含んでいます。
▼使い方
- 黄色のセルに会社名・記入日などを入力し、各質問に「はい/一部/いいえ/わからない」をプルダウンで選びます。
根拠となる資料(保守契約書の条項など)があれば「根拠資料・補足」欄に記入してください。 - 確信が持てない質問は「わからない」を選んでください。
点検で最初に確認すべき箇所を把握するための大切な情報になります。 - 回答すると「診断結果」シートに、合計点、判定、得点率が50%未満の区分(重点区分)が自動で表示されます。
★の付いた重要項目(6問)のいずれかが「いいえ」「わからない」の場合は、点数にかかわらず判定が「緊急」となります。
判定が「緊急」となった項目や重点区分から優先して対応をご検討ください。
2. 関連するQ&A
▼委託先で漏えいが起きた場合の初期対応、再発防止策、ISMS上で残すべき記録を解説しています。
利用中の外部サービス(委託先)で不正アクセスにより従業者の個人情報や本人確認書類の画像が流出した場合、会社としての自衛策とISMS上残すべき対応・記録は何ですか?
その他、ISMSに限らずインシデント対応や、委託先・供給者管理に関するQ&Aも公開しております。
▼ インシデント対応に関するQ&A一覧
インシデント対応(フォレンジック調査)
▼ 委託先・供給者管理に関するQ&A一覧
委託先・供給者管理(サプライチェーンセキュリティ・SCS)
3. 診断後のご相談・支援について
ご記入いただいたシートを営業担当者<consulting@lrm.jp>までお送りいただければ、判定に応じた対応をご提案します。
▼ご支援例
- 緊急対応コース(判定:緊急):★項目で「いいえ」「わからない」となった箇所の是正(機器の更新、管理者アカウントの多要素認証化、委託先との緊急連絡体制の整備など)を優先して支援
- 要点検コース(判定:要点検):重点区分を中心に、重要な情報・システムの特定、そこへの到達経路の特定、委託先との責任範囲の明確化、脆弱性管理の仕組みづくりを順に実施
- 確認・維持コース(判定:確認・維持):回答の裏付け確認、到達経路の簡易レビュー、中長期の改善計画の策定
運用に関するご質問、ご相談については、質問コースの会員様は 情報セキュリティ倶楽部事務局<lrm-security@lrm.jp> へ、セキュリティ顧問の会員様は担当コンサルタントへご連絡ください。