AIMS(Artificial Intelligence Management System)とは、組織がAIシステムを開発・提供・利用する際のリスクを管理するための仕組みです。
日本語では「AIマネジメントシステム」と呼ばれ、対応する国際規格はISO/IEC 42001(2023年12月発行)です。
AIMSの特徴は、AIシステムとの関わり方に応じて組織の役割を整理する点にあります。
具体的には、以下の3つに分類され、組織は自社が該当する役割を踏まえて対応します。(複数の役割を兼ねることも可能です)
- AIアルゴリズムや基盤モデルを開発する「AIプロデューサー」
- AIモデルを活用した製品・サービスを提供する「AIプロバイダー」
- 業務や製品にAIを利用する「AIユーザー」
例えば、ChatGPT等のAIツールを業務に利用している組織は「AIユーザー」に該当します。
また、ISO/IEC 27001(ISMS)等の既存規格との共通点が多い一方で、AIMSにはAIに固有の要求事項が含まれます。
代表的なものとして、AIシステムが個人や社会に与える影響を評価する「インパクトアセスメント」の実施、AIシステムのライフサイクル全体を通じた管理、取り扱うデータの明確化等が挙げられます。
なお、AIMS認証は2025年7月にISMS-AC(情報マネジメントシステム認定センター)が適合性評価制度を開始し、国内での取得の動きが本格化しつつあります。
AIMS認証の認証機関や、ISMSとの相性等については、下記の投稿もご参照ください。
AIMS適合性評価制度の認証機関🏛️が誕生しました!