信書の輸送管理をISMSの観点で整理する際は、まず「信書便事業者以外で輸送することが管理すべきリスクかどうか」を判断することが出発点になります。
具体的には、以下のの観点で評価します。
- 専門業者以外の利用による紛失・毀損リスクの有無
- 顧客への影響(即日配送の可否等)
リスクがないと判断できる場合は、現行ルールでの管理を「妥当」と整理することができます。
リスクがあると判断される場合は、ISMSの管理対象として取り扱うべきであると考えられます。
あわせて、以下の2点の文書化が推奨されます。
- 各郵送物が信書に該当するかどうかの判断基準
- 信書を送付する際の輸送業者の指定ルール
対応状況の曖昧さを排除しておくことが、リスク低減と審査対応の両面で有効と考えられます。